どうすれば眠りの質を高められるのか。その助けになることを目指しているのが睡眠に関わるテクノロジー「スリープテック」だ。これまで医療や研究機関でのみ活用されていたが、昨今はテクノロジーの発展によりスマートフォンや活動量計を用い、より手軽に自分の睡眠状態を知ることが可能となっている。スリープテックの市場規模は拡大を続け、国内でも家電メーカーや通信会社、寝具メーカー、スタートアップなど様々なプレーヤーが参入している。
トレーニングギア「シックスパッド」や美容ブランド『リファ』を手掛ける『MTG』が同市場に向けて新たに始動させたブランド『ニューピース』。第一弾の製品として独自開発のAI プログラムを搭載した「AI モーションマットレス」に注目が集まっている。
「動き×温度× AI」によって一人ひとりに適した睡眠を提供するマットレスは、乳児の眠る姿に着想を得て開発が始まったとか。人間が心地よい眠りに誘われる動きを、マットレス内部に組み込んだ「エアセル」が再現し、搭載された「ヒートナビゲーター」が睡眠時の体温の変化を感知してスムーズな入眠と目覚めをもたらす。さらに、実際に使用することでAI が睡眠データを学習し、その人に合った最適な睡眠をかなえるのだそう。同社が運営する「ビューティーコネクション銀座」には、『ニューピース』コンセプトスタジオもオープン。最先端のテクノロジーを活用することで、どのような睡眠が体験できるのか。『MTG』の存在感をも感じられるマットレスで満足感に包まれてほしい。