Dentalism34号
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医療法人社団 秀飛会 優ビル歯科医院 理事長林 揚春注目の歯科医師インタビューStar Dentist InterviewYoshiharu Hayashi抜歯即時埋入インプラントで患者本位の歯科治療を貫く。取材・文/長田英一 撮影/中島繁樹7Dentalism 34 SPRING 2019 早稲田大学の近く、全国からインプラント患者が訪れる歯科医院がある。『優ビル歯科医院』の院長・林揚春先生は抜歯即時埋入インプラントのパイオニア。日々の診療に加え、年間40回のペースで約20年、全国各地で講演を行っている。低侵襲で長期間に及ばない患者本位の歯科治療とは何なのか、林先生に伺いました。――どうして抜歯即時埋入インプラントを始めようと思われたのですか?林 インプラント治療をやり始めた当時から、治療期間が長すぎるということが気になっていました。抜歯してから約半年待って、インプラントを入れてまた半年待って頭を出して仮歯を入れてから上物を作るという流れで、1年から2年の治療期間がかかります。それで1998年ぐらいから、歯を抜いてインプラントを同時に入れるという抜歯即時埋入インプラントを試行錯誤しながらやり続けて今に辿り着いた感じです。――その当時、他に抜歯即時埋入インプラントをしている方はいらっしゃったんですか?

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