Dentalism31号
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27 Dentalism 31 SUMMER 2018ら…。私、40歳のときに、どう生きようかと考え「やりたいことをやろう」と決めて、そのための努力をしてきました。 人生を楽しくする秘訣は、孤独でいること、自由でいること。初めての体験や、旅から得られる感動は何よりも大切。旅に出ると世の中まだまだ広い、もうちょっと頑張ろうって思えます。伝多朗 次なる目標は?天井 喜寿になったら生前葬をややるつもりです。皆さんに大盛装して来てもらって、ガラパーティーみたいにしたいですね(笑)。伝多朗 若い歯科医師に一言。天井 願わなければ叶わないのと同じで、勉強しなければ何にも成り得ない。知っているつもり、わかっているつもりで患者さんを診ないこと。もっと実力をつけて♡豊かな感性と経験に裏打ちされた表現力と行動力で本質に切り込み、患者を「口福」に導く医療人としての誇りと技術を備え一切の甘えを自分に許さない。彼女が一目置かれるのは、本当のことを言うことを、決して恐れないからではないだろうか。天井久代(てんじょう・ひさよ)1948年福井県出身。1967年日本女子衛生短期大学卒業。1971年愛知学院大学商学部卒業。1984年北海道医療大学歯学部卒業。河邊清治臨床教室で義歯を学ぶ。1986年板橋区常盤台にときわ歯科クリニック開設。1989年医療法人社団天志会設立、理事長となる。1991年川越市にアップル歯科医院開設。2004年銀座に天井久代デンタルクリニック開設。開業以降、常に2つの歯科医院の運営で采配を振ってきたが、古希を節目に歯科医師としての仕事を銀座のクリニックのみに集約。現在は週3日間のみ診療を行う。審美補綴の技術とスピードに定評があり、義歯のスペシャリストとしても講演やセミナーなどを行うなど幅広く活躍。天井 よくお金儲けのためと誤解されましたが週3日でそんなことできるわけがない(笑)。税理士も含めて全員から反対されました。でも、本当に困っている患者さんを治したい気持ちと、保険診療では限界があったので、自分が理想とする歯科医療を提供してみようと思い、最初から自費診療のみのクリニックにしました。逃げ道のないところに自分を追い込んだという感じですが、何とかなっています。 当時は知り合いもいなかったので、名前と顔を売るためにいつも名刺やパンフを持ち歩いて、あらゆる営業活動をしましたね。やりすぎたのか、街頭インタビューの特集番組に取り上げられたこともありました。 そして改めて勉強をしようと桑田正博先生にも学びました。また、その頃は女性でアカデミックな講演をしている歯科医師がいなかったので、メーカーやディーラーの学術担当に自分を売り込んだりもしました。伝多朗 そうした地道な営業活動や勉強など、様々な努力や研鑽あっての現在なのですね。天井 もちろんですよ! 歯科医師は技術を売っている仕事ですか1日10食限定の「Kurosawa特製ハンバーグ」。メインのハンバーグには、ステーキで切り落とされた肉感が残る黒毛和牛(この日は岩手・江刺牛)に、フォアグラの入ったジューシーな逸品。スープとサラダ、白米・味噌汁・漬物(ガーリックライスに変更の場合は+500円)、食後の飲み物が付く。3200円(税別)

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