Dentalism 27号
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医療法人社団ナチュラルスペースおかざき歯科クリニック 院長(横浜市・東戸塚) 岡﨑 弘典HironoriOkazakiコンテンツマーケティングで注目される「歯医者が教える歯のブログ」の執筆者。取材・文/丹羽麻理 撮影/中島繁樹 200万人ものWEBユーザーを持つ一方、歯科業界では、まだその存在が知れ渡っていないという歯科医師がいる。それが今回紹介する「歯医者が教える歯のブログ」の運営者である岡﨑弘典先生だ。試しに「歯 痛い」でグーグル検索してみて欲しい。トップにヒットするのは同サイトの記事なのである。――そもそも、ブログ制作に取り組むきっかけとなったのは、何だったのでしょうか。岡﨑 結婚し一時仕事を離れていたスタッフが戻ってきた際、HPに手を掛けていないことを指摘され、SEO対策をするつもりで、当時、検索してトップに上がっていた会社に問い合わせたことが全ての始まりです。先方は法人相手で一事業主(診療所)を相手にするような会社ではなく、かかる費用も普通の歯科医院がポンと出せるような金額ではありませんでした。でも考え方を聞いてやってみたいという思いが強くなり、 Dentalism 27 SUMMER 2017 12会計士に相談して踏み切りました。――それがコンテンツマーケティングの始まりだったのですね。岡﨑 文章の書き方を一から徹底的に指導されました。僕たち歯科医師が書く文章といえば論文ぐらいで、一般の人に解りやすいものではありません。でもネットの記事は誰にでも伝わることが重要です。最初のうちは原稿1本につき20〜30回書き直しました。書いた原稿を添削してもらうため、毎週木曜日は5時に診療を終え、当時虎の門にあったオフィスまで通いました。だんだん出来るようになると修正も無くなり執筆頻度が上がっていき、最も頻繁な時は毎日記事を上げていました。それこそ旅行先でも、研修先でも、何をしていても、とにかく毎日記事を書いていました。――効果や反響が実感できるようになるまでには、どれぐらいの時間がかかりましたか。ちょっと気になる歯医者さん日本は歯科医師の数が多いというが、きっと、その分だけ興味深い活動をしている人も大勢いるはず。そんな憶測と期待のもとスタートするこのコーナーでは、あまたいる歯科医師の中から、ちょっと話題にしたくなるような歯医者さんをご紹介。
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